管理番号 | 新品 :09964471 | 発売日 | 2024/07/27 | 定価 | 34,000円 | 型番 | 09964471 | ||
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ご存じYAMAHAの名機NS-10M(通称テンモニ)です。完全バスレフ化+横置きとしてみました。見えるような音の輪郭感を持ちながら、迫力倍増です。見てお分かりと思いますが、この個体にはおおまかに次の4つの改造が施してあります。◎バスレフ化ご覧の通り、ウーハの横に、36mm×70mmのバスレフポートが存在します。密閉型のNS-10Mは従来「低音不足」との誹りを受けがちでした。そこで密閉型の張り感をそこまで損なわず、低音のレフはしっかり作用するような大きさのバスレフポートを設置しました。するとテンモニらしさは概ねそのままに低音の迫力だけ増強しました。これは後述のポリマー加工とバスレフの相性が非常に良いことも作用していると思われます。◎横置き型これは好みだとは思いますが、私としては、バスレフポートは下にある方がいい音が出るような気がするのです。よって横置き型にしてみました。見た目もカッコいいと思いませんか?◎ウーハのエッジ柔軟化処理◎ウーハの白コーンにスピーカー専門ポリマー加工ウーハのポリマー加工とは、コーン紙の表面に極めて薄い高分子密着被膜を作るもので、一義的にはコーン紙の劣化を防ぎ、本来の白さを取り戻し、湿気や紫外線などからウーハを守るためですが、コーン紙の剛性を高め、音を引き締めて音像をハッキリさせる効果があります。あくまで主観ですが、30年前の張りのある低音が甦ったと思っています。ウーハの表面に若干のツヤがあるのはこのポリマー加工ゆえ。◎バスレフ化とポリマー加工の相性の良さとは、要するにこういうことです。■バスレフ化…低音が増強されるが、多少音がぼんやりする。■ポリマー加工…低音を硬質にし、音を引き締める。結果として、このふたつのイイトコどりになり、お互いの弱点を補う形になりました。しかもこの個体に関しては天然ゴム製のフィラー(ゴム栓)をお付けしますので、元のNS-10M音に戻すことも可能です。ここがハイブリッド部分。◎見た目は写真でじっくりご確認ください。角の欠け、小傷などがそれなりに存在します。さすがに30年以上前の製品なんで瑕疵がないとはいいません。またサランネットは一応付属しますが、写真にあるとおり(10枚目)メタメタ状態です。これは梱包用とお思いください。幅215x高さ382x奥行199mm。【077麻】